Discipline6 南の島での淫猥なる婚姻儀式 第8話

 銅鑼の音が3回、夜の浜辺に響く。
 ゴーン!ゴーン!ゴーン!

「ーーーーーーーー」
(続いて、披露の儀に移る)

 真理愛と亜理紗によって芽美の純白のウェディングドレスが丁寧に脱がされる。続いてドレスの下の純白のスリーインワンの下着も。
 芽美は頭上のティアラ、鉄の首輪と左手薬指の指輪、足元の赤いピンヒールを履いただけの姿で壇上に残される。昨日よりも暑く感じるのは自分が主役だからだろうかと芽美はぼんやり思う。

 二人が衣装をもって壇上を降りる。代わって、大柄で鍛えあげられた肉体のビキニブリーフ姿の黒人男性二人が登壇する。

 ひとりが芽美の両手首に手錠をかけて鎖に鉤爪を引っ掛け、もうひとりが反対側のロープを引っ張り芽美を壇上に突き出ている鉄柱に吊るす。

 芽美の両手が上に伸びていき、身体全体が上に引っ張られてヒールの先が壇上にぎりぎり着く高さで止まりロープが固定される。

「ーーーーーーーー」
(花嫁の肉体をチェックする者は壇上へ上がりなさい)

 ドレスを待機小屋において戻ってきた真理愛が神官の言葉を訳して芽美に伝える。芽美を犯すことになっている男達が順番に壇上に上がってくるまでの間、真理愛は芽美の肉体をじっくりと観察してこう感想を漏らすと壇の隅に下がっていった。
「芽美様の身体、とてもセクシーだわ」
 芽美は反応せず、ただ壇脇の拓海ご主人様を濡れた瞳でじっと見つめている。

 真理愛は巨乳なのにスレンダーボディという多くの女が羨む体型で、自分でもそういう自覚はあった。それでもやはり不満はある。それは胸以外が細すぎることだった。特に太ももが細すぎ、お尻が小さすぎることは不満だった。

 女性誌のファッションモデルであればメリットかもしれない。だが真理愛にとっては女よりも男に気に入られることが重要なのだ。その点、自分の肉体は細すぎて、色気不足で抱き心地が良くないだろうと思っている男が多いことは問題だった。

 そんな真理愛にとって、適度に肉付きの良い芽美の肉体はとてもセクシーで羨ましかったことは事実であり、そう思っているのが彼女だけではないことは壇上に上がって芽美の肉体をチェックする男達の言動をみても明らかだ。

 男達はすでに服を脱ぎ、小さなビキニパンツ1枚の姿になっている。100人しかいないが、見た目は千差万別だ。長い髪、短い髪、スキンヘッド。黒髪、茶髪、白髪。高身長、中身長、低身長。太っている、痩せている。筋肉質、脂肪たっぷり。ひげを生やしている。胸毛が濃い。肌の色が白い、黄色い、黒い。瞳の色が黒い、茶色い、青い、などなど。
 ただし、洗練された上品な雰囲気を持ち、清潔感があり爪を短く整えていて、ビキニパンツの前の膨らみが一定水準以上の大きさであることは、全員に共通している。

 そんな男達の多くはこのような行動をとる。
 まず距離を置いて芽美の全身に舐めるように視線を送る。小麦色の肌に水着の跡がないことに驚き近づいて肌の色を確かめようと近づいて、至近距離からしげしげと観察する。

 香油が全体に薄く塗りこまれた身体は、かがり火に照らされしっとりと濡れ光っていてセクシーだ。きめこまやかな肌に虫さされや切り傷、汗疹などがないことは、普段からしっかりと肌の手入れをしている証で、大きな評価ポイントでもある。

 次に顔をのぞき込む。全体的なラインが丸みを帯びた卵形の芽美の顔だちは、柔らかくふっくらとして可愛らしく、優しく親しみやすい性格を思わせる。幼く見える面もあるが、それは身長の低さとあいまって男の庇護欲をそそるだけでなく、セックスの時には未成年の少女を犯しているような錯覚を与える。

 先入観を与えないよう、年齢・身長・体重・スリーサイズ等のスペックは非公開で、唯一、日本人であることだけが明らかにされている。成り立ちの経緯から、この“国”の男性の大半が欧米系。今夜芽美が相手をする100人も、その他のアジア系・アラブ・アフリカ系の男性は10人程度で、90人程度が欧米系だ。
 儀式に参加する女性もまた、欧米系の、背が高くグラマーな美女が多い。彼らの国々では日本以上に未成年と性交することへの法的罰則と社会的タブー感が大きい。

 一方、日本のAVや女子高生の援助交際、アダルトマンガ等の“HENTAIロリータ”文化は世界でも有名だ。1ヵ月ほど前に、それを象徴するような幼く可愛らしい外見の日本人女性が、珍しくこの儀式を(ほぼ間違いなく)受けるということで、通常通り“試練の儀”への参加男性を募ったところ申し込みが殺到し、その倍率は通常の約10倍という極めて高い数値になった。

 そこから誰を選ぶかの権利はマスターにある。申し込むにあたっては自身のプロフィールをマスターに明らかにすることが条件であり、拓海は彼らのプロフィールと申し込みのコメントを丹念に読んでじっくりと吟味し、国籍や職業、年齢にできるだけ偏りなく100人を選んていた。

 選定は芽美のためを思い、『性技に優れていること』『牝奴隷の良きマスターであること』に加えて『社会的地位が高い、巨大な権力を有する、多くの財産を持つ、優秀な才能を有するなど芽美が知り合うことでメリットとなること』を基準としていた。

 彼らとこうした形で肌を合わせたことが、芽美の人生に多大なメリットをもたらすことになる。だがこの時点では、芽美にも先入観を持たせないために、自分を犯す男がどのような人物なのかは知らされていない。

 拓海からは「通常の10倍の申し込み男性の中から、優しい人を選んであるから安心して身を任せるように」と儀式の直前に伝えられただけだ。それでも、敬愛するご主人様からの一言は芽美を安堵させた。自分がなぜそんなに人気を博しているのか疑問に思ったが、「それは儀式が終わればわかるよ」ということだった。

 芽美が親しみやすく優しい印象なのは、低身長と卵形の幼い顔だちのためだけではない。
 大きくぱっちりした瞳にとろんと垂れた目元は小動物の可愛らしさ。薄カラーで太目かつ平行に整えられた眉毛は赤ちゃんのような柔らかい印象。
 高くもなく尖っもいない、小さな丸い鼻は、顔の中央で控えめに存在を主張し人を和ませる。
 小さな口には、プニプニと弾力を感じさせる瑞々しい唇。特に下唇がぽってりと厚く、思わずキスしたくなる衝動を呼び起こす。
 少しだけキュッと上がっている口角は、通常なら勝気な印象を与えるが、芽美の場合は他の柔らかなパーツに緩和され、無邪気でいたずら好きそうな印象をかもしている。

 ルックスの吟味を終えると男の視線は上肢に移る。まず、顔の両側で万歳した状態で固定されている細い腕をチェックし、切り傷、すり傷がないこと、適度に肉づきがよいこと、きれいに手入れされた肌であること、わき毛処理が丁寧になされていることを確認。 目線をずらし細い首からなで肩のラインを経て、その下のバストに注目する。

 バストは84センチCカップと小ぶりだが、低身長の芽美には十分な大きさだ。身体が鉄柱から吊り下げられた状態でも乳房は全く垂れておらず、きれいなお碗型を描いて、あるべき場所にきっちり収まっている。先端の乳首はきれいな色をしていて可愛らしい一方、やや細長いアンバランスな形であることがいやらしさを醸している。

 胸部から、なだらかな曲線を描いて続いている腹部は適度な肉づきで柔らかそう。3月から1センチだけ細くなった57センチのウエストは、身長153センチの芽美にとっては理想的な寸法で、しっかりとくびれている。小さなおへそは丸くて浅い形状で、中の皺までよく見える。

 男は後ろへまわり、背中と尻をチェックする。
 肩甲骨から臀部へは、贅肉がなくすっきりとした綺麗なラインを描いている。胸部から腰まわりへのなだらかなラインとちがい、腰まわりから臀部へ急な盛り上がりを見せているのは、芽美のヒップが92センチと身長にしてはアンバランスと言えるほど、かなり大きめだからだ。

 しかし、それが男にとっては人工物ではない人間らしさ・女らしさが感じられて魅力的だ。尻の形状はボリュームのある安産型だが垂れてはおらず、きれいな丸みをおびた逆ハート型。そのプリンとした尻は、男なら、つい揉んだり叩いたりしたくなるような、妖艶な魅力を放っている。

 その大きめのヒップを、張りのあるむっちりとした太腿がしっかりと支えている。吊り下げられている芽美の両脚は、太もも・ふくらはぎ・ひざ・足首の4か所がふれあっているO脚でもX脚でもない真っ直ぐな脚というだけではなく、股から膝・膝からかかとまでの長さのバランスが非常に良い。また、太腿から、引き締まったふくらはぎを経て、きゅんと細い足首までは、やや内向きのきれいな斜線を描いている。
 芽美は脚の長さが友達や妹と比べて短いことを気にしているものの、身長比でみれば十分な長さでもあり、全体としてみれば、かなりの美脚といえる。

 最後に男は、芽美の正面にしゃがみ込み、股間を観察する。陰毛が一本残さず完璧に剃毛されたツルツルの女性器は、一見すると品よく慎ましやかに閉じられて1本のすっとした綺麗なラインを描いている、まるで処女であるかのように。

 しかし、サポートスタッフの男に命じて右足を持ち上げさせると、蜜に濡れ薄いピンク色をした淫らに咲き誇る花弁と、包皮が向けてプクリと膨らむ赤い肉芽が姿をあらわす。まだあまり使い込まれていない性器の形状は整っていて、色もきれいだ。秘密の花園の奥へ続くトンネルから溢れる蜜が、つぅっと芽美の左脚を伝って、とめどなく滴り落ちていく。

 芽美の裸体を持ち時間の30秒一杯、たっぷりと視姦した男は、サポートスタッフの黒人に丁寧な言葉で降壇を促されると、芽美に許されている一語だけの賞賛のセリフを述べて名残惜しそうに振り返りながら壇を下りる。

 ビキニブリーフの前面は、皆一様に勃起したペニスの形状が浮き彫りになっている。魅力的な幼い外見の日本人の奴隷新婦をこれから100人で輪姦するという、アブノーマルなセックスへの期待に、百戦錬磨の男達も興奮を抑えきれていない。

 壇上に釣られて視姦を甘受している芽美は、拓海ご主人様を見つめながら男達の賛辞をぼぉっとした頭で耳にしていた。聞いたことのない単語は真理愛が意味を囁いてくれた。

「stunning !」「incredible!」「wonderful!」「superb!」「fantastic!」
「sensational!」といった『気絶してしまいそうなほど素晴らしい』『信じられないほど素敵だ』という「そんなことありません」と慌てて否定したくなるような。大げさな賛辞が約1割。

「pretty !」「cute !」「attractive !」「sweet!」「kawaii!」「charming !」
「lovely!」といった『可愛い』『愛らしい』という意味の、女の子なら誰でも言われると嬉しい、素直に受け止められる褒め言葉が約1割。

 そして最も多く全体の約8割を占めていた賞賛のコメントは、『セクシーだ』『官能的だ』『淫らだ』といった意味の、性的な魅力を称える単語だ。
「sexy! 」「hot!」「sultry!」「luscious!」「lascivious!」「lustful!」
「lewd!」「filthy!」「raunchy!」「obscene!」「voluptuous!」「sensual!」
「libidinous!」「bawdy!」

 そんな風に言われても最初はお世辞だと思っていた芽美だが、男達の真剣で淫らな視線と膨らむ股間を目にしていくうちに半信半疑に変わり、70人程度の視姦が終わる頃には、自分が本当に淫らでセクシーな容姿をしていると認識されていることを信じざるを得かった。

 登壇した直後の芽美は極度の緊張に襲われていて全く性的に興奮していない状態だった。
 宣誓をしている間も最初のうちは、暗記する努力はしたもののうろ覚えの宣誓文をメモを見ながら間違えずに、かつ英語をしっかりと発音することで精一杯だった。

 しかし時が経つにつれ、自分で考えた淫らな宣誓内容と、それに興奮を高める会場内の熱気と拓海ご主人様の熱い視線とが芽美の緊張をほぐし、性的に昂ぶらせていった。

 宣誓の終わり、「~最高の称号を獲得します」のあとも、本当は「今日はよろしくお願いいたします、ご清聴ありがとうございました」というセリフで終わるはずだったのだが、芽美の口が勝手にあのようなセリフを叫んでしまっていたのだ。真理愛が慌てて英訳を囁いてくれたおかげで何とかなったのだが。

 芽美の心中では緊張感よりも性的興奮が大きくなっていて、膣襞から欲望の蜜がトロリトロリと湧きはじめ、披露の儀に移り壇上で裸で吊り下げられたときには、秘所内に欲望の蜜をたっぷりと溜め込んでいた。

 日本を遠く離れた赤道直下の南の島の白砂の美しいビーチ。眼前の様々な熱帯魚が泳ぐ浅いサンゴ礁のコバルトブルーの海には夜の暗闇が広がっているが、その代わり、夜空には無数の星が眩しいほどにきらめいている。

 そんなロマンティックな場所で、ついさきほどまでは純白の花嫁衣装を身につけていたのに、今は性奴隷として、まるで罪人あるいは売却される家畜のように衆人環視の中で無骨な鉄の首輪だけの姿で壇上の鉄柱から吊り下げられ、ただ外見に性的に魅力あるかどうかという一点だけを品定めされている。

 弱い浜風が吹いていたが、壇上でかがり火の熱気にあてられながらそんな思いに浸っている芽美は肌寒さを全く感じない。
 むしろ、壇上からは見えにくい薄暗い会場内の参列者たちが、どんな好奇と欲望に満ちた視線を自分に向けているのかと想像し、登壇した男達の欲望に満ちた視線を実感し、そうした視線を受けて性的な昂ぶりを抑えきれずに股間から蜜を垂らしている自分を見つめる拓海ご主人様の視線を意識すると、子宮から淫らな欲望の熱がこんこんと湧いてきて身体中が火照ってしまう。

 こんな状態が続いたら、自我を保てずに発狂してセックスのことだけしか考えられない本当の淫獣に堕ちてしまいそう、そんな甘美な恐怖を芽美は抱く。

―はやく終わってちょうだい!はやく試練の儀に移って!―
 そんな焦燥にかられながら、額から脇から汗を滴らせ、秘所からは愛欲の蜜を滴らせ、最後の5人の男達が視姦を終えるのをひたすら待つ。

 そんな芽美の内心とは裏腹に、壇の脇からみている拓海の目には、芽美が自信に満ちた美しく艶やかなメスの顔を浮かべて、男達の視線を余裕をもって受け止めているように見えていた。
 淫らな賞賛を浴び続けて、とうとう自分が淫らな存在であると自覚したことで、さらに一皮向けたのだろうと分析する。

「それにしても、本当に色っぽくなったものだ・・・」
 拓海はしみじみとひとりごち、感慨にふける。

 調教を開始した5ヶ月前、芽美には「お前は綺麗だ、セクシーだ」と繰り返し言い聞かせたが、本当のところは芽美に自信を持たせる方便に過ぎなかった。

 人を寄せ付けない堅い表情と会話。清潔にしてはいるものの男からみるとどこか野暮ったいメイクとファッション。とりつくろった笑顔と普段の陰気な表情。あちこちに余計な贅肉がついた身体と、そちらかというと荒れて乾いた肌。

 それが今では別人と見違えそうなほど変化している。ダイエットや整形といった手法で基本的な部分が大きく変わったわけではない。スリーサイズは数値的にはほとんど変わっていないし、体重にも大きな変化はない。

 ただ四肢全体がブラッシュアップされ、肌がきれいになり、心の底から明るく笑うようになった。メイクとファッションのテクニックが上達し特徴をプラスに見せることにも成功している。それらの根底になるのは自分が男に求められ大事にされているという事実から生ずる余裕と自信だ。

 魅力的になったとは言っても、芽美はミスインターナショナルに入賞したり、女性ファッション誌のモデルに選ばれたりするような美女タイプでは決してない。
 しかし、幼そうに見えながらも、愛らしく性的魅力に溢れる外見。話してみると明るく優しそうな性格。庇護欲と加虐欲をそそる、どことなく隙があり男に媚びるような言動と雰囲気。この3つがあいまって芽美の女としての価値を特別なものに高めている。

 自分の性的魅力を自覚した芽美に、今後、恋人にしたい・妻としたい・孕ませたいと思いアプローチしてくる男性が引きも切らずに登場してきて、芽美がそうした男性のことを困ったような、嬉しそうな顔で相談してくる未来が拓海には容易に想像できた。

―だが、この旅行を終えて帰国すれば、芽美の全ては俺のものだ―
 無意識に淫らで蠱惑的な微笑を浮かべて男達を誘惑していることに気づかずに、命令どおり自分を見つめている壇上の調教の“成果物”に「俺もお前を見ているよ」と時折うなづきながら、そんな考えを抱いて内心でほくそ笑む。

 最後の1人がようやく壇を下りた。通常なら45分強で終了する披露の儀だが、今回は全員が持ち時間をフルに使ったために1時間以上かかっていた。

 壇上で試練の儀の準備が行なわれている間に、介添え人のひとりで拓海のサポートも受け持っている亜理紗がやって来た。少し困った顔をしている。

「拓海ご主人様、試練の儀の進行のことでご相談がありますの」
「うん?なにかあったのか?」
「はい、芽美様をご覧になったマスター達の中で6名の方々からこんな要望がございまして。『このメスは、尻から太腿にかけての性的魅力が格別に素晴らしいから、後背位でアヌスを犯してみたい』と」
「ということは、後背位以外の体位で犯すことになっている方々か。具体的にはどんな内訳なんだ?」
「3名が騎乗位、2名が立位。1名が座位。いずれもヴァギナ担当の方々ですわ。お名前は・・・・です」
「ふむ…」

 この6名は拓海が選択した100名の中でも特に有力な男達だった。自分達に力があることを十分に認識しているからこそ、こうした要求をしてくる。断ったからといって根にもつほど狭量ではないが、応じれば相応の対価を提供してくれることは間違いない。

「では、このような追加でアヌスを犯していただくよう変更することは可能かな?」
「至急、典礼局に確認を取りますが、前例もあることですし、まず問題ないかと」
「なら、それで頼む」
「かしこまりました」

 各儀式の内容は、基本的なルールを守りさえすれば、他の部分は時間や設備等の問題が生じない範囲において、マスターの意思で多少のアレンジが可能である。

 試練の儀において守られるべきルールは以下のとおりだ。
1)100人の男が花嫁を1人きっちり3分間犯す
2)花婿はそれをすべてしっかりと見届ける
3)後背位、立位、正常位、座位、騎乗位の5つの体位で犯す、順番は自由
4)ヴァギナとアヌスをそれぞれ50人以上で犯す
5)キスやフェラチオ等、男が花嫁の口を使うことは厳禁
6)犯す男は全裸、犯される花嫁は鉄の首輪と手錠だけを身につけた裸の姿

 典礼局の許可もなんなく下り、変更内容は6人の男と介添え役の真理愛およびサポート黒人二人に伝えられる。
 この間に拓海は芽美のところへ行き口移しで冷たい経口補水液を飲ませて水分・ナトリウム・糖分を補給し、再度「感じてもかまわないから俺を見ていろよ」と再度言い聞かせる。しかし変更の内容はサプライズにして伝えずに壇を下りて右角の椅子に座る。

 ゴーン!ゴーン! ゴーン!ゴーン!
 銅鑼の音が4回、夜の浜辺に響く。壇上では客席のほうに頭を向けた仰向きの姿勢で芽美が横たわっている。両手は手錠で縛られロープにくくりつけられたままだ。顔を横に向けて拓海を潤んだ瞳で見つめている。悲劇のヒロインにでもなったつもりなのだろう。

 壇上の片隅には最初の10名が整列し、片隅には真理愛とサポート男性2名が膝をついて待機した。準備が終わったようだ。

 神官が登壇した。
 芽美が生涯忘れることのない、長く切ない淫靡な性交儀式がいよいよ始まる。

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