芽美は拓海の配慮を嬉しく思い、立ち上がって寝室へ移動する。自分で首輪を嵌め香油を首筋、手首の裏、太腿の付け根に軽く塗る。洗面台へ移動し口をすすぎ髪にブラシをかけ口紅を塗り直す。
―こんなところかしら―
リビングへ戻り、少しだけ空いていた窓を閉め、カーテンを閉めようとする。しかし、今夜の満月は特に大きく見え、そのまま月明かりが差し込むようにしておく。
―満月だからかしら?・・・ああ、スーパームーンてやつね―
月の明るさだけでもエッチをするだけなら十分な明るさだ。アロマキャンドルを全て消す。BGMをジムノペティに変える。テーブルを後方にずらして、三人掛けのゆったりとした白色のソファの真ん中に座っている拓海の前のスペースを広げる。そこに身体を滑り込ませて正座をして準備完了。
「わたしが全部やって差し上げますから、ご主人様は黙ってずっとそこに座っていてくださいね。」
顔を上げて拓海と目を合わせてそう言うと、マゾ牝奴隷の口上を唱えはじめる。芽美の心は淫欲と隷従の悦びに染まっていく。雅な月明かりに照らされた頬は上気し朱色に染まっている。
大好きなタクミご主人様
今日もマゾの私をお望みのままに調教してくださいませ
SMセックスの快楽で
ふだん上品ぶっている私にメスの自覚を叩き込んでくださいませ
淫らな私のお口・牝穴・尻穴を自由にお使いいただき
何度でも気持ち良く射精してくださいませ
それが処女を捧げてマゾメス奴隷の契約を結んだ
わたくし、吉野芽美の幸せでございます
唱え終えると拓海の太腿に跨ってフレンチキス。拓海の服を上下とも脱がせる。今日は自分だけ服をきているのが新鮮だ。ブラもショーツもつけておらずワンピース1枚だけだけれど。
ご主人様の顔、耳、首、肩、腕、胸、臍、腰、太腿、膝、足先と順番に舌を這わせる。手の指だけでなく足の指も舐めしゃぶる。乳首にキスをして吸う。片手はご主人様の身体のどこかしらを撫でさすり、もう片方は常に股間にあり睾丸やペニスに軽く触れている。その愛撫は旅行前の自宅奉仕のときよりも遥かに大胆になっている。先週拒否した肛門にも指を伸ばす。
芽美はいつもと違う場所と服装でのセックスに興奮していた。旅先での美咲と里奈の生々しく濃いエッチの話を聞いてふっきれてもいた。スーパームーンの明るい月明かりに照らされてのロマンチックな雰囲気も興奮度を高めてくれた。素敵なプレゼントをくれたご主人様にお礼をしたいという気持ちも強かった。
しかし、芽美の積極性を発揮させていた一番の理由は拓海への贖罪の意識だったかもしれない。優斗を誘惑し二人でペッティングに耽ってしまったのは、自分の恥ずかしい行為を暴露されないよう彼を共犯者にしてしまおうという意図があったことは間違いない。
それでも生真面目な芽美は浮気をして拓海を裏切ってしまったように思えてならなかった。実は、罪の意識が消えない理由は、芽美が優斗へ対して好意を抱いてしまったからなのだが、まだその自覚はなかった。
真の理由に気づかぬまま、拓海への献身的な奉仕を続ける芽美。身体中への愛撫によってすで屹立している肉棒を指で上部に軽く抑えて、睾丸を順番に舌で舐めまわし口に含む。
手を離し顔を横向きにして、竿の裏筋を根元からカリ首までハーモニカを吹くように吸いまわす。
犬のようにベロリを舌を出し竿の両脇を下から上まで舌を這わせる。髪が乱れて邪魔になると耳にかけたり手で軽く押さえる。
睾丸と竿のあちこちにチュッチュッとバードキス。
カリ首の凹みを舌の先でくすぐる。
唇を丸め口先を細く伸ばし亀頭にキス。
カリ首まで咥え口内の亀頭を舌で舐め回し鈴口を舌先でツンツンする。
口内に広がるカウパー線液、いわゆる先走りの味。
芽美の顔から汗が滴る。
口を離すと、フェラをしている自分の淫らな表情をご主人様が視姦できるよう、髪をヘアバンドでまとめる。
「遠慮せずご主人様の好きなときに出してくださいね。合図も入りませんから。」
拓海が腰の両脇でソファに投げ出している両手に手を伸ばして指を絡ませる。
再び唇を丸め口先を細く伸ばし亀頭にあてる。
上目遣いにご主人様の表情を窺いながら、今度はカリ首を通り越して竿の根元まで時間をかけてゆっくりと口内に咥え込んでいく。
若く愛らしい女のぽってりした肉厚の朱唇の中にグロテスクな猛る男根が吸い込まれていく。
根元までずっぽりと飲み込むと苦しそうな表情をするが、嬉しそうでもある。
ご主人様の視線を意識し笑顔を作ると根元から先端までゆっくりと吐き出す。
そしてまた先端から根元まで飲み込む。
上品な純白のワンピースに身を包んだ女が、それと対照的な濃いメイクをし赤い首輪をつけて両頬を凹ませて肉棒を吸引するさまは、なんとも形容し難い淫靡さに溢れている。
男は息を荒くして、女の手を握り締めたり足に力を入れたりしている。快感に抗っているのだろうか。女の胸元には二つの突起が突き出ている。女も興奮しているようだ。 先端から根元まで飲み込み、根元から先端まで吐き出す動きが、徐々に、徐々に速さを増していく。
芽美は上目遣いをやめておしゃぶりに集中する。飲み込むのを根元までではなく無理のない場所までで留め、先端は全部吐き出さずにカリ首から上を口内に留める。唾液を口内に溜めてジュブジュブと音をさせてしゃぶる。時折、半分ほど口に咥えたまま舌を竿に這わせたり、カリ首を舌で集中的に責めたりと変化をつける。
このままずっとおしゃぶりしていたい、そう思う一方、ご主人様の精液を味わいたい、お口に射精していただきたい、そんな気持ちが強まってくる。
芽美はムフンムフンと鼻をならし、スピードを限界まで速めて射精を促す。肉欲に溺れてきっている。その証拠に、淫裂からはトロトロに蜜が溢れている。そこを弄りたくて指をほどこうとするが、拓海はぎゅっと握り締めて離そうとしない。
―ご主人様のいじわるっ!いじわるなご主人様にはこうしちゃうんだからっ!―
亀頭だけを含むと鈴口に舌先をグリグリと捻じ込む。そして根元まで深く咥え込むと、歯で軽く噛んだ。その瞬間、口内の先端から喉奥にビシャビシャと激しい放出が始まって芽美を驚かす。どうやら予想外の刺激がご主人様の決壊を早めたようだ。
―ふふふふん♪―
自分の試みが大成果を発揮して喜ぶマゾ牝奴隷。勝ち誇った視線でご主人様を見上げながら喉奥に吐き出される白濁液を飲み込んでいく。
放出が終わっても芽美は口を離さない。そのまま口の中で回復するのを待って、すでに濡れ濡れの膣内に迎え入れるつもりだ。
力を失ったペニスを咥えているのも感触が全然違っていて興味深かった。
―今日のお味はいつもより苦味が強かったみたい、ご主人様イヤなことでもあったのかな?・・・優斗君のとはやっぱり味が違うような・・・ひと舐め味見しただけだからよくわかあないけど・・・機会があればもっとしっかり味わって比較していたいかも―
縮んだペニス全てを口に含み、あちこちに舌をはわせてお掃除しながら、そんなビッチな妄想をしていると、だんだんと力強さが戻ってくる。
―思ったより早かったわね。私に襲い掛かりたいくらい魅力を感じているっていうのはお世辞じゃなかったんだ、嬉しい・・・あ、でも疲れマラってやつかもしれないわ、お電話したときも忙しそうだったし・・・苦いのもそのせいなのかなぁ・・・わたしの身体で癒されるといいなあ―
そんなことを考えながら、射精の後の敏感なペニスを刺激しすぎないよう、ゆっくりとおしゃぶりを続ける。
濡れ光る双眸で弱々しく拓海を見つめ、フンフンと鼻を鳴らす。
解かれた手を濡れた割れ目に伸ばし、ピチャピチャと淫音を立ててオナニーし、メスの匂いを漂わせる。
触覚・視覚・聴覚・嗅覚の全てを使ってご主人様の復活を応援する生来の奉仕好き。
献身的な取り組みの効果が現れ、肉棒があるべき姿を取り戻す。根元まで咥えると喉を突く長さ、芽美の小さな口に入りきらないほどの太さ、鉄棒を飲み込んでいるような硬さ、天を向く直角に近い屹立角度。
―よし♡―
おしゃぶりをやめた芽美は、近くに置いておいた手鏡とルージュを手にとって激しい口淫で剥げ落ちた真っ赤な口紅を手早く塗り直すと、ソファに浅く腰掛けているご主人様に馬乗りになる。ミニワンピースの裾が上ずり、ツルツルの女性器と身長のわりに大きめな尻が露わに見える。白いワンピースと赤ピンク色の秘所のコントラストが拓海の目を愉しませる。
「ご主人様、今度はこちらで御奉仕させていただきます。いつもみたいにわたしを気持ちよくさせようとか、メグに一切気をつかわなくて構いませんから、いつでも好きなときに射精してくださいね」
そう言って肉棒に片手を添えて、もう片手で割れ目を大きく開いて女肉接待の準備を始めたところへ拓海が異論を唱える。
「いや、俺はお前と一緒にイキたい。そのほうが気持ちがいいからな。」
―ふふ、拓海ご主人様ったら・・・やっぱり優しいなぁ♡ー
「いいえ、だめですよぅ。今日は芽美がご主人様を悦ばせる日なんですから!そんなヌルいこと言ってると、わたしを理想のマゾ牝奴隷に仕立て上げることなんて無理ですよ!」
「飲み込みの早いお前のことだからそこは大丈夫だと思うが。それよりお前はそのほうがいいんじゃないのか?」
「中途半端に終わってしまうのがイヤなだけです!すでにもう色々されまくってますから、最後まで責任とってくださいね!」
「わかった、しかしお前を絶頂させるのが俺の義務でもあるからなぁ。」
「そうでしたね・・・あっ、いいこと思いつきました!」
「うん?」
「さっきお口でしたのと同じようにすればいいんじゃないですか?最初は自由に射精していただいて、そのまま膣内で復活するのを待って、2回目に、今度は一緒にイけばいいんです♪」
「抜かずの2連発に挑戦か・・・」
「うん?なんですかそれ?」
「知らないで言ってたのか?そんなことをパッと思いつくとは、本当に優秀なマゾ牝奴隷だよ。」
会話をしている最中も、芽美は膝立ちのまま片手で肉棒をゆるゆると扱いている。
「そういうエッチが昔からあるってこと?それなら問題ないですね。早くやりましょう!これ以上我慢できません・・・・・」
そう言って拓海にもの欲しそうな欲望に潤んだ視線を向ける。
「・・・わかった。お前の見込みどおりにいくとは思えないが・・・・お互いがんばろう!」
「はい、ご主人さま!」
膝を曲げてゆっくりと腰を落とす。チュプリと水音がして拓海の目の前で剛直が芽美の女肉の中にゆっくりと消えていく。芽美の尻が拓海の腰にぴったりとつく。対面座位で繋がった 芽美は自由になった両手を拓海の背中にまわして微笑む。
「全部入りましたぁ♪」
「そうだな・・・おやこれは?・・・いい子だ、命令をちゃんとこなしているな。」
膣壁の背中側に圧迫感を感じる拓海だが、すぐにその理由に気づき芽美を褒める。拓海からは見えないが、ワンピースがめくれ上がった芽美を後ろから、小さな丸い紫色の穴の開いた取っ手が尻穴から突き出しているのがわかる。芽美は命令を忘れず、拡張器具であるプラスチックのアナルプラグを挿入していた。
「はい・・・御奉仕セックスが終わったら、お尻の穴をきれいにしてくださいね・・・あんっ♡」
恥じらいながらご主人様に浣腸をねだるマゾ牝奴隷をみて肉棒が力強さを増してピクリと動き、セックス奴隷を悦ばせる。それを合図にして腰を動かし始める芽美。その動きはフェラチオのときの迷いのない滑らかな動きとちがって非常にぎごちない。しかし、拓海は芽美の気持ちを尊重して何も言わずにじっと観察する。
自分の膣内で拓海を2回射精させないといけないということで焦りを感じている様子。それが拓海の命令ではなく自分からの提案であることも大きなプレッシャーとなっているのだろう。
下を向いて、アンアンと心のこもらない偽の喘ぎ声を発しながら上下に激しく腰を振る単調な動きを繰り返しているが、痛みを感じているようで、時折ウッウッと辛そうな声をあげる。
拓海もまったく気持ち良くならない。濡れ濡れだった割れ目も愛液の流出が止まり渇き出す。疲れと無力感で動きが緩やかになるが、意地でもやめるつもりはなさそうだ。
―頃合だな―