ナターシャさんを連れて戻ってきた拓海さんは、私を昨日と同じアクリルガラスの拘束台に固定しボールギャグを噛ませると私の目の前にイスを持ってきて横向きに置いた。拓海さんはガウン姿、ナターシャさんは例の露出過多なシースルーのフレンチメイド服姿だ。
同性の私からみても、勝気そうなルックスに大きなバスト、長い脚の彼女にセクシーで攻撃的なそのコスチュームはお似合いだ。拓海さんはああいうのが好きなのかな?チビで胸が小さい私には絶対似合いそうもない。
「ナータ、この新米セックス奴隷にお前の素晴らしいフェラチオテクニックを披露してやってくれないか?一昨日も自宅のパソコンでフェラのページを熱心に見て自習していたくらいだからな。集中しすぎていて不審な男の侵入にも気がつかなかったほど興味があるのだから、お前の超絶技巧を見ればすぐに上手になるのではないかな、この好き者のマゾメスは。」
恥ずかしい行動を同性の憎たらしい女に暴露され顔が赤くなる。反論したくても口枷があるから無理。ナターシャさんが馬鹿にするように私を一瞥する。悔しい。
「かしこまりました、ごしゅじんサマ。残念ながら、ワタシのテクニックは簡単に覚えられるモノではありまセン。だからワタシがいる間はずっと、ワタシがおしゃぶりして差し上げますワ。」
「嬉しいことを言ってくれるじゃないか。では始めてくれ、ナータ。」
拓海さんは服を着たままでイスに腰掛けるとナターシャさんがいそいそと前にかしづく。
「失礼いたしマス、ご主人サマ。」
そう断ると、手際よくベルトをはずし腰を浮かせてズボンとトランクスを脱がせ、あっという間に拓海さんの下半身を裸にした。そこで拓海さんが彼女を静止する。
「普通ならこの状態でいいのだが、芽美が見やすいように上も脱いだほうがいいだろう。」
そう言ってシャツと下着を脱ぎ全裸になって座り直す。先程はシャツの裾などで隠れていた拓海さんのペニスがはっきりと見える。まだ屹立しておらず、小さくふにゃりとしていて、柔らかそう。
―ゾウさんのお鼻みたい、色はピンクだけど。なんだかキモ可愛いわね―
「今はこんなにヘンなカタチでカワイイのに、ふふふ」
内心で呟くのと同じタイミングでナターシャさんが同じようなコメントを口にする。
「それはどうも」
苦笑する拓海さん。
―かわいいって言われるのイヤそう。大きいとか太いとか言われたいのかな?―
「これがあんなに固く大きくなって、すばらしい快感を与えてくれるなんて、ほんとに不思議・・・神様の奇跡ですワ。」
そんな冗談を言いながら、ナターシャさんが人差し指でペニスをツンツンしている。
「こらこら、冗談言って遊ぶのもかまわないが、今はこの新人にお前のテクニックを見せ付けるときじゃないのか、金髪巨乳奴隷メイドさん?」
「そうでしたネ。申し訳ありませン、ご主人サマ。でも少し勃ってきたようですヨ?」
彼女の人差し指の刺激でペニスは確かに大きさを増している。それに気がついてニコリとしたナターシャさんは、すぐに表情を引き締めて拓海さんの股間にずいと身体を寄せると、膝の内側を床につけ足首を外側にして、ペタンと床に座り込んだ。
「タクミご主人サマ、あなたの金髪巨乳奴隷メイドがお口を使って気持ちよくして差し上げマスワ。満足なさったら、ナータのお口にご主人さまの濃厚なミルクをたっぷりごちそうしてくださいマセ。こぼさず全部を受け止めて、舌でしっかりと味わったあと、一滴残らず飲んで差し上げますカラ。」
祈るように両手を組み、拓海の顔を見上げてサファイアブルーの澄んだ瞳と彫刻美術のように整った顔だちで語る様子は、さながら神に祈りを捧げる聖女のよう。
―でも、お祈りの相手が神様じゃなくて拓海さんのペニスっていうのがねぇ―
湿り気を帯びたような甘い声でねっとりと囁かれる淫らなセリフに、アップにされた細く長いブロンドヘアー、きれいに塗られた真紅のルージュが艶かしく濡れ光る唇、ハート型の胸あてエプロンの中央の穴から谷間をさらす豊満なバスト等々、男心をそそる魅惑のパーツの数々。
女の私でさえ妙な気持ちにさせられるのだから、男の拓海さんが強く欲情するのもうなづける。かわいかった拓海さんのペニスが、ナターシャという魅力溢れる肥沃な土壌から潤沢な養分を与えられむくむくと成長し、お腹につくくらい力強く屹立する。私はその様子を好奇心に駆られて、まじまじと見入ってしまった。
―すごい、あんなに太く、長くなるなんて・・・それに、とっても固そう―
見たところ長さは15センチ以上ありそう。太さは4センチくらいだろうか。全体的にくすんだ肌色で根元のほうがやや色が濃い。竿の部分はところどころ血管が浮き出たりしてややゴツゴツしている。亀頭の手前がぐるりと円状に窪み、段差を形成している。亀頭の先端には縦に小さく線が入っている。
可愛らしさは完全に消えうせた。でも、あれが私の中に入って天国に連れて行ってくれたことを思い出すと、逞しさだけでなくグロテスクとも言えるその形状さえ魅力的に見えてきてしまう。
「蒸れたご主人サマのペニス、とっても汗臭くて、男らしい匂いをはなってますワ。ワタシ、この匂いを嗅ぐだけて濡れてしまいマス。」
大きく息を吸い込み、匂いについて感想を述べるナターシャさん。指先を慎重に竿に捧げ持つようにあてがい固定する。唇全体を舌で舐めて濡らすと口をすぼめて、亀頭にチュッと音がしそうな感じの軽いキス。ペニス全体が反応してピクッとする。
「まずは汗と汚れをぬぐってさしあげまス。」
両手を拓海さんの太ももにあてがい、股をもう少し開かせると顔を斜めにして口を右の睾丸にぐっと接近させる。口を開き慎重に口に含み、唾液を溜めて全体を湿らせる。口から出すと睾丸から垂れる唾液を舌でペロペロと拭いとる。右が終わると左。
睾丸の次はサオだ。口を閉じてくちゅくちゅして唾液を口内に貯める。口を閉じたまま尖らせた唇を亀頭にあてる。口内の唾液をこぼさぬよう少しずつ口を開け、亀頭からカリ、サオの上部~中部~下部、そして付け根まで全てを口に咥えこんでしまう。
―ええっ、あれを全部口の中に!?―
眼前でナターシャが汚れたペニスを口と舌で丁寧にきれいにする様子を眉をひそめて見ていると、勃起した逞しいペニスをナターシャが根元まで口内に収納してしまったことに驚愕する。
―あれって、ディープスロートってやつだよね・・・喉の奥まで男性器を咥えこむ・・・―
ナターシャの喉をまじまじと見ていると、ナターシャがチラリと勝ち誇った表情で私を見る。あなたには無理ね。表情でそう語っている。苦しそうな表情を浮かべるのは、嘔吐感を我慢してるのだろうか。自分の小さい口で同じことができるとは到底思えない、まして嘔吐感を我慢するなんて。
動揺する私をみて満足したのか、ナターシャはペニスをゆっくりと吐き出す。床からほぼ直角、天井めがけてそそり立っているペニスは唾液でテラテラと妖しく濡れ光っている。
舌を出し、そのサオの右側を根元からカリの手前までペロリペロリと舐める。終わると次は左側を。腹部にくっつきそうになっている上側は、人差し指をあて横に軽く押すようにして腹部から離しながら舐める。最後は裏筋のある下側だがそそり立っているから一番舐めやすい。
付け根からカリ手前まで舌を出して固定したまま首を下から上に振って一気にペロンと舐めとる。敏感な裏筋を一気に舐めたせいで、拓海さんがビクッと震える。ナターシャさんは嬉しそうにクスリと笑って言う。
「ご主人サマのペニスは皮がなくて舐めやすくて好きデス。」
―たしかにそうね―
孝さんのペニスは仮性包茎というやつで、勃起したときに皮が下のほうに丸まっていて舐めるのに邪魔だったことを芽美は思い出す。それに相当するものが拓海さんのペニスには存在せず不思議に思う。だがその疑問はすぐに解消される。
「学生の頃に手術をして皮を切り取ってしまったからね。」
「割礼(かつれい)ですカ?ご主人サマはもしかしてユダヤ教徒かイスラム教徒なのですカ?」
「違う違う。たんに美容衛生上の観点から包茎手術をしただけだよ。」
「そうですよネ。ご主人サマは日本人ですモノ。変なことを言ってしまいまシタ。でも、ご主人サマのペニスは確かにキレイで衛生的デスネ。」
「それはナータが帰宅した私のペニスをいつもこうやってきれいにしてくれていたからさ。」
「ありがとうございマス。でもあれの本当の目的は、ご主人サマが浮気してこなかったか確かめるためデシタ。ご主人サマはおモテになりますカラ。」
「そうだったのか。ナータは俺のペニスをおしゃぶりして精液を飲むのが大好きなんだとずっと思っていたのにショックだな。それで俺が浮気して帰ってきたことはあったかな?」
「いいえ、一度もありませんでしタ。帰宅するたびにご主人様はいつも私に濃厚なザーメンミルクをごちそうしてくださいましタ。それに最初は浮気調査であることがばれないように、ザーメンを飲むのが好きだからと言っていました、ほんとうは好きでもないのに。でも、毎日のようにご主人様から濃厚なザーメンミルクを絞りだして飲んでいるうちに、本当に好きになってしまったのデス・・・フェラチオも、ご主人様のザーメンミルクを飲むことも・・・それに浮気をしないタクミさんがますます好きになりました・・・だからガッカリすることはありませんよ、ご主人サマ♡」
話している間も、ナターシャさんは右手の人差指と親指を陰茎にあてがい、円を作って軽く上下に動かしゆるゆると刺激を与え続けている。左手は拓海さんの太ももや腰のあたりをやわやわと愛撫している。性的興奮が持続するよう気を配っているのだ。
「そうか、それならよかった。そうだよな・・・だんだんとナータのおしゃぶりは場所も時間も選ばないようになったていったからな・・・。最初は夜遅く帰宅したとき寝室でだったのが、居間からダイニングキッチン、玄関、事務所出入り口と移っていって・・・。時間も夜から夕方、午後と俺が帰宅したら何時でも・・・。朝散歩して帰ってきたときにおしゃぶりされたときもあったな。」
「ハイ、そんなこともしてしまいシタ。」
「俺がトイレで小便したくて走って帰ってきて、事務所の扉を開けたらお前が待ち構えていて、私が飲みますからといって強引にペニスを咥えられて、小便と精液を続けて飲まれたこともあったな。」
「あの頃はもう、生理前になるとムラムラしてご主人様のザーメンミルクを飲まないと治まらない状態になっていましたカラ。ごめんなさイ。」
精液を早く飲みたいがために小便まで飲んでしまうようなザーメンジャンキーだったことを知られるのはさすがに恥ずかしいのか、ナターシャさんは私のほうを見ないようにしている。
「俺もまぁ、お前が小便まで飲んでくれることが嬉しくて、その後も何度か同じようなことをさせてしまったからな。おあいこさ。」
そう言って拓海さんはナターシャさんの髪を優しく梳くように愛撫する。昔を懐かしむ会話が進むにつれ、二人の間に恋人のような雰囲気が醸し出されている。
「何度かどころではありません、何十回も、デス。そのせいで、ご主人様のオシッコを飲むのも癖になってしまいまシタ。」
「それはすまなかったね。」
「いいのデス。もとはワタシが原因なのですカラ。」
「ところで、前から疑問に思ってたんだが、俺の精液っておいしいの?」
「ええ、とても。仕事柄たくさんのザーメンを口にしたことがありますが、ご主人様のザーメンミルクは格別デス。」
「うーん、自分で舐めてみたこともあるけど美味しくはなかったなぁ。さすがに他の男のを味わったことはないから比較はできないけれど・・・。ナータにとってはどんな味なの?」
「そうですネ・・・ワタシにとってご主人様のザーメンは、フルーツの甘さと、くせになる生臭さと、少しの苦さとしょっぱさが加わった大人の味デス。飲むとご主人様を体内に感じられて、しばらくの間は幸せな気持ちに浸っていられマス。でも一眠りすると効果が消えてしまい、すぐにまた飲みたくなる、麻薬のような禁断の飲み物デス。」
「俺のなかでナータにだけ効き目がある特別なフェロモンが生成されているのかな?」
「きっとそうに違いありません、愛の奇跡デスネ。」
「「ふふふ」」
二人の笑い声がかぶる。私は二人の関係の深さを思い知らされ心の中がモヤモヤする。それがナターシャへの嫉妬とは思いたくなかった。
「さ、続きを頼むよナータ。お前のおしゃぶりテクニックで俺を愉しませてくれ。」
「ダー、ご主人様」
ナターシャが舌を伸ばしペニスの先、亀頭からカリの凹みの箇所をチロチロと舐める。ムフン、ムフンと媚びた鼻声が聞こえ、赤い舌が前後左右に小刻みに艶かしく揺れる。先端の割れ目を舌の先端でくすぐる。
ひと息つくと、ハーモニカを吹くように竿に口をつけ、口内で舌を竿に押し付けながら根元から先端まで何度も往復させる。また舌を出すと、首を下から上にゆっくりと動かし裏筋をペロリと舐め上げる。拓海さんは気持ちよさそうに目を閉じている。
「先走りの味がしてきましたワ。」
嬉しそうなナターシャさんの言葉に亀頭に目をやると、濡れているようだ。
―拓海さんも感じているのね―
「次はどういたしましょうかご主人サマ?いつも通りでよろしいですカ?」
「うむ、芽美には難しいだろうが、いちおう参考までに見せてやってくれ。」
「かしこまりました、ご主人サマ。」
口をグチュグチュと動かし、溜めた唾液をペニスにだらりと垂らす。ハート型の胸当てをはずしてバストを露出する。拓海さんにずいと近づき、豊満で柔らかそうな双乳で唾液まみれのペニスを挟み込むと両手でバストを上下にニュプニュプと揉みしだく。芽美をチラとみて薄く笑う。あなたには無理でしょうと言われているようで腹が立つ。
ナターシャさんはパイズリを続けた状態で拓海さんを見上げる。拓海さんは目を開け、牛のような巨乳がゆさゆさと揺れ自分のペニスを扱くさまを欲情に満ちたイヤらしい目で眺めている。
「いかかでしょう、かっ。ご主人、サマッ?」
声がかすれている。額に汗が滲んでいるし、けっこう重労働なのだろうか?いや、よく見ると、乳首がこすられて快感が生じているからのようだ。いびつに変形しながら、ヌチュッヌチュッとペニスを愛撫している乳房をじっくりと観察する。
―乳輪も乳首も大きめで黒ずんでるわ。わたしのほうが上品なピンク色で慎ましい形―
―衣装で誤魔化しているけど垂れてる。わたしのは張りのあるきれいなお碗型―
大きさ以外の面では勝っている。そう思っても自分にできないことをあの女がやっているという事実は変わらず悔しさは消えない。
「ああ、柔らかくてぬるぬるの感触も、ゆさゆさと揺れる様子もすばらしいぞ。」
「お褒めいただき、ありがとっ、ございまスッ。」
「ほら、芽美が悔しそうに見ているぞ。」
「もっと、悔しがらせてっ、あげますワッ。」
勝ち誇った表情で私を見ると、再び唾液をたっぷりと垂らし、双乳からはみ出るペニスの先端に顔を近づけ亀頭をパクリと咥え込む。乳房で竿の部分を、亀頭部分を口でダブル愛撫するパイズリフェラだ。
黒ずんだ下品な乳頭を見え隠れさせながら、垂れるほどに豊かな乳房を自らの両手でユサユサ、ニュルニュルと派手に揺らし、首を小刻みに上下させ、時折小さく回すように動かしながらジュルジュルと音を立てている。芽美には見えないが、口内では蛇のようにチロチロと舌がうごめき、亀頭に全方位からまとわりつき絶え間なく快感を呼び起こしている。
「ああ、いいぞ・・・」
拓海さんは快感にかすれた声を上げ、手を伸ばして乳首を軽く引っ張る。それを合図にナターシャさんはパイズリを止め、口だけでペニスを扱きだす。
ジュルリ、ジュルリ、ジュルリ、ジュルリ。
白いカチューシャで細長い金髪をまとめた碧眼の美貌を穢すように、グロテスクな赤茶色の肉棒がその朱唇を割って根元近くまでゆっくりと吸引されては、舌と唇で扱かれながらカリ付近まで掃きだされる。吸引するたびに、肉棒の形に合わせて口が細長く伸びて頬が淫らに凹む。唇の赤いルージュが剥げかかっていて一部が根元にこびりついている。
―なんてイヤらしいの―
ナターシャさんが時折自慢げにこちらを見るが、私はその淫靡さに悔しさを忘れて見入ってしまう。拓海さんは昂ぶっているのか、ナターシャさんの乳首をクリクリと弄っている。
「ムフン、ムフン、ムフン」
それが気持ちいいのだろう、長いまつげをしばたたかせ鼻声で応えるナターシャさん。おしゃぶりにもますます気合が入り、動きを早めていく。
ジュルッ、ジュルッ、ジュルッ。ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ。
おしゃぶり音が微妙に変化するのはナターシャさんが口内で舌を激しく使ったり唾液の量を調節したりしているからだろうか?
ジュルジュルジュルッ。
ジュポジュポジュポッ。
ピチャピチャピチャ。
もうナターシャさんはこちらを見ずにキツツキのように激しく首を振っておしゃぶりに熱中している。水の跳ねるような音がすると思ったら、片手が股間に伸び指が小さく動いているのが見えた。私も自由なら自分を慰めたい気分。
「ナータ、そろそろイクよ。」
拓海さんがそう言うと、ナターシャさんが口を離し上を向いて拓海さんと目を合わせて言う。
「はい、拓海ご主人様の金髪巨乳メイド奴隷のナータのお口にたっぷり射精してくださいマセッ!ご主人様のおいしいザーメンミルクをご馳走してくださいマセッ!」
拓海さんがうなづいたのを確認すると下を向き、おしゃぶりのスピードをますます早める。
ジュポジュポジュポッジュポジュポジュポッ!
すると拓海さんが私を横目で見て口を動かした。
―イクよ、芽美―
そんな風に言われた気がする。
拓海さんは私を見たまま、ナターシャさんの乳首をキュッと捻り上げる。それが射精の合図なのだろう、肉棒を三分の二ほど咥えたままナターシャさんの動きが止まる。
「うっ」
拓海さんが小さくうめき、身体を緊張させている。ナターシャは目を見開いてじっとしている。おそらく口内で射精を受け止めているのだろう。
その間も拓海さんは私をじっと見つめている。おしゃぶりしてくれているナターシャさんじゃなくて私を見ているなんて酷い男だと思いながらも優越感を感じてしまう。
―ほんとうは私のお口に出したいのね―
拓海さんと目を合わせて小さくうなづくと、拓海さんも小さくうなづき返してくれた。たまらなく拓海さんのペニスが欲しくなる。
射精が終わったのか、身体の力を抜いた拓海さんが私から目を離してナターシャさんに視線を戻すと、もう一度乳首を軽くつねって手を離す。射精終了の合図を受けナターシャさんは、口内の精液を零さないよう慎重にペニスを吐き出し上を向いて拓海さんと目を合わせる。
「よし」
拓海さんの言葉にナターシャの喉が動く。
―あ、お口の中のアレ、飲み込んでいるんだわ―
私も唾を飲み込む。ゴクリと喉がなり、拓海さんがチラリと私に視線を向ける。心を読まれたような気がして恥ずかしくなる。
しばらく口をもごもごさせては喉を動かしていたナターシャさんが拓海さんに向かって口を大きく開いてみせる。全部きちんと飲み干したことを確認してもらっているようだ。拓海さんがナターシャさんの頭に手をおいてニコリとした。合格ということか。
「久しぶりのご主人サマのザーメンミルク、以前より濃厚で量が多くて、零さずに全部飲み込むのが大変でしたワ。やはりお気に入りのメスが見ていたからでしょうカ?」
探るようなその言葉を拓海さんは笑顔で否定する。
「いやいや、俺も久しぶりのナータのおしゃぶりでとても興奮したからさ。凄い快感だったよ、ありがとう。」
そう言ってナターシャさんの両頬を撫でる。褒められてにっこり笑うナターシャさんん。でも私も拓海さんも知っている。本当はそれが正解なの。
―増えた量と濃厚さを増したその分だけ、拓海さんはあなたより私に魅力を感じてるってこと。だからその分はあなたのものではなくてわたしのもの―
そんなことを思いながら拓海さんの精液の味を想像する。以前も飲まされたはずだが記憶はあまりない。欲情してたまらなく喉が渇く。
「ささ、ちゃんと最後まで面倒を見てくれよ。」
「もちろんですワ、ご主人サマ。」
ナターシャさんが拓海さんの半勃ちのペニスに舌を伸ばし、こびりついたルージュや残る精液を丁寧に舐めとる。再びフル勃起して唾液でてらてら光るペニスを根元近くまで口に含むと、先端までゆっくりと吐き出しながら、唇の内側で唾液を拭き取る。最初にしたように、すぼめた美唇を亀頭に軽く触れるキス。両手を祈るように合わせて拓海さんと目をあわせる。
「タクミご主人様サマ、今日もおいしいザーメンミルクをご馳走していただきありがとうございまシタ。これからもお命じいただければ、いつでも、どこでも、すぐにおしゃぶりいたしマス。タクミご主人サマにお口を自由にお使いいただき、気持ちよく射精していただくことが、わたくし金髪巨乳奴隷メイドナータの幸せでございますカラ。」
あまりにも自然なその言動は、私にこの事実を突きつける。
―ナターシャも拓海さんに調教されていたんだわ―
はだけた胸を素早く直した後、かいがいしく拓海さんの世話をしているナターシャを見ながら思う。
―わたしもあんなふうになっちゃうのかな―
こうなってしまった以上、拓海さんにフェラチオさせられたりメイド服を着せられたりするのは仕方ない。あんな風に自らかいがいしく世話をするような関係になってしまうのかどうかはよくわからない。でも、自分が奉仕しているときに他の女のことを考えて射精させられるような惨めな女には断じてなりたくなかった。拓海さんがナターシャさんと楽しそうに話しているのをみるとイライラするのは、認めたくないけど嫉妬だろう。
―拓海さんのセックス奴隷に調教されることから逃れられないなら―
―過去の女、いやセックス奴隷だったナターシャには絶対に負けられないわ―
―でも、あの女みたいにみじめな奴隷にはなりたくない―
―だから、拓海さんの理想のマゾ牝奴隷になってやる―
私は、そんな捨て鉢な気持ちを抱きながら、親密そうな二人をじっと見つづけた。