変態彼氏のご主人様願望

 彼が高3で私が高1の元旦。私たちは一緒に初詣を終えるとさっそくいつものラブホテルにチェックインした。二人とも上着を脱いでソファに座りドリンクを飲んでくつろいでいると彼のアソコが窮屈そうになっているのが見えた。

「する?」
「ああ、頼む」
 
 立ち上がってリップを塗りなおし、するするとクリーム色のハイネックのニットワンピを脱ぐと、首輪と麻縄で亀甲縛りを施された裸体が露になる。初詣に出かける前に寄った彼の部屋で縄掛けされていた。

 彼の母親は元旦から仕事に出かけていた。女ながらエネルギー供給システムを管理する専門的な仕事をしていて、お盆も正月も関係なくシフト制で働いてる。立派な独身の大人だし、どんな男性とどう付き合おうと自由と思う。それなのに。

 背中を向けると後ろ手に手錠がカチリと嵌められる。ソファにゆったりと座りなおした彼の前にぺたんと女の子座りをし、スラックスへ首を伸ばす。ジッパーを口で咥え下に降ろし、パンツの切れ目を口で引っ張ると勃起したペニスが顔を出す。

「今日は特別大きく見えるよ♪年明け最初だから興奮してるのかな?」
 舌を伸ばして丁寧に全体を舐め、亀頭からゆっくりと口内に迎え入れる。彼の足が伸びてきて親指で股間をまさぐる。

「濡れてるな、しかもグッショリだぞ」
「だってぇ、こんな格好で出かけたの、初めてだから」
「ふふ、年明け最初で興奮してるのは梨杏(りあん)のほうじゃないのか?」
「いじわる。そうよ、お参りしてるときからずっと、これが欲しくて仕方なかったの」

 早く彼をソノ気にさせようと、最も感じるカリの部分を口に含み舌で舐めまわす。とはいえ彼が容易く乗ってくることがないのは経験からわかっていた。
ー今日の彼はどんなプレイをしてくれるのかな?ー
 そんな期待を抱いてしゃぶり続ける。彼から次の指示があるまで。

 そのとき、彼がフェラチオに没頭する私の頭を撫でこんなことを言ってきた。
「これまでいろんな場所でいろんなセックスを試してきて思うのだけど、梨杏には痛い事で感じるマゾヒストの素質があるよ」
 さらに。
「それだけじゃない。好きな男に命令され、服従することに幸せを感じる『サブミッシブ』の素質もね」
 そして彼自身についてもこんな風に。
「それを実行してきた僕も同類さ。同じ素質という意味ではなく対になる素質を持っているという意味だけれど」
 抽象的でよくわからない。

「どういうこと?もっと具体的に言って欲しいな。相性がぴったりだって言いたいの?」
「そういうこと。僕は梨杏を支配して変態的なことをさせたり虐めたりすることで、梨杏は僕に服従して変態的なことをしたり酷いことをされたりすることで強い性的興奮と幸せを感じる、そういう相性の良さだよ」
「その、服従とか変態的なこととか酷いことっていうのは、私が今させられてるようなこと?」
「そうだね。でもそれだけじゃないよ。僕は梨杏をもっと深く支配し調教してもっともっと変態的なことをさせたいし、もっと酷いことをして、それでも感じるような女になってもらいたい」
「だから、具体的に言ってってば!」
「…わかった!言うから顔をあげて」

 顔をあげると、彼はとても真剣な表情で突拍子もないことを宣言した。

「僕は梨杏に、恋人や妻ではなく僕の所有する『奴隷』になって欲しい。その証として常に首輪を嵌め、乳首と臍と性器にピアスを装着し、タトゥーを彫り、焼印を押されて欲しい。僕好みのスタイルやファッション、メイクのセンスを身につけ僕を常に勃起させて欲しい。僕が勃起したらいつでもどこでも口・女性器・肛門の3つの穴のどれかで気持ちよく射精させ精液を体内に受け入れて欲しい。僕がおしっこをしたくなったらそのお口で飲んで欲しい。手や鞭などで叩きたくなったら叩かれて欲しい。浣腸されて排泄する恥ずかしい姿を晒して欲しい。僕が指示する衣装やコスプレをして欲しい。外部で露出しろと言ったら躊躇わずに服を脱いで欲しい。他の男に抱かれろと命じたら抱かれて欲しい。AVやショーに出演しろと言ったら出て欲しい。僕のことだけを『ご主人様』と呼んで欲しい。こうしたこと全てを命じられることを僕の愛と感じ従うことを幸せと感じて欲しい」

「…………」
 あまりの荒唐無稽な内容に絶句する。でも、そんなこと絶対無理!とは言えなかった。なぜならそういう立場に魅かれている自分を感じていたから。好きな男子の所有物となり使われ奉仕することで充足感を得ている自分が容易に想像できた。

「自分でもとても非常識なことを言っている自覚はあるよ。それに今すぐ梨杏にそうなって欲しいとも思わない。ハードルの低いことから徐々にステップを踏んでいけばいいと思ってる。今僕達がしてることだってそう、1年前は全然できなかったのに、繰り返すうちに以心伝心のプレイになっているだろう。そんな風にね」

 なにか言わなきゃ!焦るけれどなにをどう言えばいいのかわからない。
「えっと、恋人じゃなくなるのは嫌よ。結婚して夫になるかどうかはまだわからないからなんともいえないけど……」

 違うそこは本質じゃない。でも彼は真剣に回答してくれた。
「恋人や夫よりも遥かに硬く強い絆で結びつく関係だよ。主従関係を結ぶ誓約・契約書を作ってサインし、梨杏がぼくの奴隷となる式を挙げるんだ」
「……」
 予想の斜め上の返事がきて再び言葉に詰まる。何とか自分の理解の及ぶ話題にしようと試みる。

「えと、結婚はしないってこと?それから子供のこととかどう考えてるの?恋人や夫婦だったらいずれは結婚して子供を作りたいと考えるカップルが多いと思うけど、主従関係は違うの?」

 苦い顔をして彼は言う。
「親を見てきたからねぇ。主従関係なら子供を作らないとかはないと思う。でも僕もそのあたりは実感が湧かないからね、大人になれば欲しくなるのかな。そのときが来たら考えればいいと思ってる。ただ、子供に迷惑をかける親は最低だね、僕はそうはなりたくないな」

 彼の両親はデキ婚で、父も母も女癖男癖が悪く互いの不倫で彼が小学1年生のときに離婚している。今もなお、母親の帰宅が遅かったり泊まりだったりする半分は仕事で半分は男関係だと彼は言っている。結婚したいなんて思うわけがなかった。
 彼が私に執着し、支配したいと思うのは、自分を絶対に裏切らない女の子との強い絆を必要としているから、そんな風に感じられた。

「そうね、結婚と子供についてはわかったわ。でも私、姉のように陰口を叩かれたくないし、身体にいろいろして生活に支障がでるのも嫌よ」
 あれ?これだと私が条件付きで彼の奴隷になることを認めてしまってるように聞こえない?

「大丈夫だ。そういう関係になっても秘密にするし、梨杏が快適に暮らせるように生活全般の全ての面倒をみるつもりだ」

 彼は苛立ちを押さえるようにして回答し続ける。
「ポイントはそこじゃないだろう、梨杏。服従し奉仕することに喜びを感じるサブミッシブの素質、嬲られることに快感を感じるマゾヒストの素質があることを梨杏が自分自身で納得できるかどうかじゃないのか?」
「そうね、でもそんなのどうやって確認するの?言葉でそう言われるだけじゃ何の証拠にもならないわ」
 答えは明瞭だった。
「だから実践するのさ、本格的なBDSMプレイをね」

 熱の篭った一言に心臓がバクバクし、頭に血が上ってぼぉっとする。
「なにをするの?」

「それ僕が決めることだ。奴隷の梨杏はただ僕に従えばいい。さあ、まずはフェラの続きからだ、しっかり奉仕するんだぞ!」
「…はい、かしこまりました…ご主人様」
 彼の圧を感じて流れにふさわしいセリフを口にして、膝の間に身体を潜り込ませ熱心に彼のモノをしゃぶりはじめた。

 その日、初めてのプレイを複数実行され全てを写真と動画で撮影された。
 自分を『ご主人様』と呼ばせ敬語で話し、私のことを『牝奴隷・梨杏』と呼び私もそう自称するよう命じた。口内に射精した精液を初めて飲み込まされた。家族で入浴するとき困るからと剃毛されるのを嫌がると私に四つんばいになるように命じて尻を赤くなるまで何度も手で叩かれた。抵抗をやめた私を風呂場に連れていき、剃刀でアソコの毛を全て剃られた。

 恥ずかしくて惨めなこと絶対に無理!と浣腸に強い口調で反発するとエックス型の磔台に背中を向けて拘束し鞭で背中や尻や太ももを打たれた。泣きながら許しを請う私に問答無用で浣腸し、その場で漏らしてしまいそうになって「なんでもしますからトイレに行かせて!」と懇願するまで私の膣をバイブで責め立て、彼の見ている前でトイレで排泄させられた。

 呆然とする私を浴室に連れていきシャワーできれいにすると、再度緊縛し後ろ手に手錠をかけ首輪を嵌めると私にこう命じた。
「散々調教してやったお礼に、最後はお前がとのイヤらしい口とオマンコで楽しませろ」

 私はすっかり理性を失い、自分が何を言っているのか、何をしているのか正常に理解できなくなっていた。剃られたゾーンは痒いしスースーして妙な感じ。叩かれたお尻や背中や太ももはジンジンと痛む。飲み込まされた精液のえぐみが口内に残っていて気持ちが悪い。

 それなのに私は激しく発情していた。早く自分の体内に彼を迎え入れ気持ちよくなりたかった。
「はい、ご主人様!喜んで!」
 
 ベッドの中央で仰向けに横たわる彼のモノに口で奉仕しなければならないのに、クンニをして欲しくて敢えて逆向き、シックスナインの体勢で上に乗る。手が使えないから苦労して咥え、先端をチュウチュウ吸う。
「淫乱な奴だ」
 彼は呆れたよう言い、お尻を撫で回し私の陰部に舌をつけた。
 クチュクチュ、ジョボジュボと二人の淫音が響く。
 硬く大きく勃起した彼自身を吐き出し許可をとる。
「もう入れてもよろしいですかご主人様?」
「ああ、好きにしろ」
 
 いそいそと身体を起こし回転させて騎乗位で挿入しようと試みるが手が使えないため角度が合わない。泣きそうになりながらお願いする。
「お願いしますご主人様、入れて!」
「どこに、なにを、入れて欲しいんだ?はっきり言え!」

 お仕置きとばかりに太ももをバンバン叩かれそそり立つ乳首をこね回される。
「ごめんなさいご主人様!私の中ににご主人様を入れてください!」
「牝奴隷・梨杏のぐしょ濡れマンコに、ご主人様の逞しい肉棒を突き刺せばいいんだな?」
 ご主人様に指導されたとおりに言い直す。
「はい、牝奴隷・梨杏のぐしょ濡れマンコに、ご主人様の逞しい肉棒を突き刺して!」
「いいぞ。だがご主人様の手を煩わせた罰として、今日は中に出すからな!」

 太ももの内側の付け根部分が濡れているのがわかるほどビショビショだったから、彼の誘導により素敵な男根が容易く膣内に格納された。ここから先は全て私に委ねられた。幾度となく彼とセックスしてきたけれど、生でするのは初めてだった。しかも中出しの宣言付き。

「嬉しいですご主人様!でも、もし妊娠してしまったら?」
「そのときは運命だということで結婚しよう!」
「!!!うれしいですっ!」

 不安がなくなった私は彼を気持ちよくするためではなく、自分が気持ちよくなるために一心不乱に腰を振りだす。これまで中イキしたことはなかったけれど、今日は初めてイケるかもしれない。そんな期待を胸に。

「イクッ!」
 数分後。ご主人様の射精とともに私も達していた。二人ともまだまだ経験の乏しい高校生だから短時間でイッてしまうのも当然の結末だった。挿入から達するまでの時間が短かったが、このときの気持ち良さは一生忘れない気がした。

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