マスターの遠隔支配と、口での奉仕による強制的な快感に溺れながら、私の優等生としての日常は彼の命令を待つ待機期間へと変貌していた。私は次にどんな屈辱的な命令が下るのか、常に期待と不安で身体を震わせていた。
下されたのは、優雅な都内の高級ブランド店で、下着をつけずに最高級のランジェリーを纏い、屈辱的な性交を行うという、優等生としての私のプライドを破壊するための命令だった。
この命令が届いた夜、私は一睡もできなかった。肉体的な快感を求めても、優等生としての未来を手放したくなかった私は抵抗を試みた。
『マスター。その命令だけは、ごめんなさい。私には、まだ、どうしても越えられない一線があります』
この傲慢な抵抗に対し、マスターは電話で冷酷な命令を下した。
「抵抗するな、環。お前の優等生らしい潔癖さとプライドを完全に奪ってやる。すぐに俺が今いるマンションの部屋に来い」
私は高級マンションの一室に足を踏み入れた。そこで目にしたのは優奈だった。優奈は赤い鍵付きチョーカーを首に、スリップドレスを纏い、リビングのソファに座っていた。優奈の瞳は私を哀れむのではなく、自分も通った道という冷めた優越感に満ちていた。
「環、久しぶり。マスターが新しい飲み物を用意してくれたわ」
優奈は、優雅なグラスに入った深紅のワインを私に差し出してきた。私は動揺しながらも、優等生としての冷静な顔を取り繕い、グラスを受け取った。
「ありがとう、優奈」
私はそのワインを一気に飲み干した。早く酔ってしまいたかった。でも、なにやら変な味がした。
その直後、マスターは冷酷な声で私のプライドを打ち砕いた。
「そのワインには強力な下剤と利尿剤が入っている。お前の理知的な制御が効かない、不潔で制御不能な生理反応で優等生の皮を剥がしてやる」
私の顔から血の気が引いた。優等生としての清潔感と論理的な制御が、排泄の屈辱によって、根底から破壊されるとマスターは言っているのだ。私はすぐに強烈な便意と尿意に襲われた。
「っ、うぅ……だめ、トイレに……っ!」
私は、優雅なソファに座っている優奈に助けを求めるように視線を送ったが、優奈は冷酷な笑みを浮かべるだけだった。
「許さん。お前が俺の命令を拒否した瞬間、お前の体はもはやお前のものではなくなった。優奈が見ている前で、お前の中の汚いものを全て晒せ」
マスターは、さらに私に浣腸の処置を強制した。体内に冷たい液体が注入される感覚は、私の最後の理性の扉を内側から叩き壊した。
私は薬と浣腸の複合効果により、自分の膀胱と肛門が、自分の意思で止めることのできない切迫感に襲われるのを感じた。床に膝をつき、必死に堪えようとしたその時、薄く紫がかったアメジストのピアスにマスターの指が冷たく触れた。
「その高慢な紫の装飾も、お前の自尊心も、この汚辱の前では無意味だ」
「だめ……っ、優奈の前で……汚い……っ!」
私の叫びも虚しく、私は、自分の長い脚の間から、自分の意思とは無関係に放出される汚物に、激しい屈辱と絶望を感じた。
「ひぁあ……っ、汚い……っ、こんな……っ」
優奈は私の屈辱的なありさまを、ただ冷めた瞳で見つめている。その優越感が私の羞恥心をさらに煽った。この不潔で制御不能な屈辱が、私の優等生としてのプライドを粉々に砕いた。私はもはや自分の体を制御する力がない「ただの汚れた道具」にすぎないことを、優奈とマスターの前で身をもって受け入れさせられた。
マスターは、汚物に塗れた私を冷酷に見つめながら、最後に言い放った。
「分かったな、環。お前には、抵抗する権利も、清潔でいる権利もない。明日は最高級のランジェリーを纏い、優等生としての未来を葬る儀式を受け入れろ」
私は、汚物に塗れたまま、顔を床に伏せ、声帯を震わせた。その声は、泣いているのか、笑っているのか、自分でも判別がつかなかった。
「……っ、かしこ、まり、ました……マスター」
その言葉は、まるで歯が砕けるかのような苦渋の響きを伴っていた。しかし私の内心では、激しい羞恥と絶望の底で、奇妙なほどの軽やかさが生まれていた。
(ああ、これでいい。もう、何も考える必要はない。抵抗する権利を失ったということは、自分で責任を負う主体性も失ったということだ。私は、もう、完璧な優等生である必要はない……!)
私は汚物に塗れたまま、抵抗を完全に放棄し、主体性を放棄した自由という救済を噛み締めて、マスターの支配に身を委ねた。明日の屈辱的な性交は、私にとって優等生という名の地獄からの解放の儀式となるだろう。