Discipline6 南の島での淫猥なる婚姻儀式 第12話

 ゴーン!ゴーン! ゴーン!ゴーン! ゴーン!ゴーン! ゴーン!
 銅鑼が7回鳴らされた。
 日の出を間近に控えて水平線が明るくなりつつある。

「ーーーーーーーー」
(それでは、初夜の儀にうつる。)
 神官は一言そういって降壇して去った。彼の役割はこれでおわりだ。

 壇上には拓海と芽美の二人だけが残されている。ハサン、アリー、真理愛、亜理紗の4人も降壇して階段近くに待機していている。壇上は余計なものはすべて片付けられて、ただ中央に白い厚めの大きな布が敷かれているのみとなっている。

 拓海は白いタキシード姿、芽美は式の最初に来ていたウェデイングドレスを着せられている。メイクはごく簡単なもの。口紅はピンクに近い赤。首にはダイアモンドが光る真紅の首輪。
 芽美はとても疲れている様子で、拓海に抱きかかえられるようにして立っている。

「では始めようか俺のマゾ牝奴隷妻ヘドネー、俺達の本当の“初夜”を?」
「はい・・・あなた」
 芽美は少し躊躇したが、思い切って、あなた、と呼んでみた。拓海ご主人様が恥ずかしそうに、でもうれしそうにしているのが微笑ましい。

 疲れていたが、性欲は旺盛だった。ヘドネー=悦楽という拓海ご主人様のマゾ牝奴隷妻に生まれ変わった今、少しでも早くご主人様に御奉仕して、少しでも早くご主人様に自由に使っていただいて、少しでも早くご満足して欲しかった。

 たっぷりと塗られた香油「Tacki for prudish Meg」。BGMにはGymnopédie 。左手薬指にはスレイブリング。足元は赤い12センチピンヒール。首輪も調教部屋でつけていたのと同じタイプ(ダイアモンドと名前の刺繍つき)。条件づけされたいつもの性交時のスタイルで、芽美は欲情している。

 その上、今は新婚の初夜。場所は夜明け前の南の島のビーチ。服装はウェディングドレス。こんなロマンティックな環境で昂ぶらないほうがどうかしている。

 大勢の参列者に見られていることは気にならなかった。そのうちの約半分、100人の男達に犯されたが、1人3分のゴム付きだ。自分を自由に使って自由に中に出していいのはご主人様だけなのだ。残りの女達だって、本音は注目されて男達から賞賛されたいのだ、自分が選ばれた存在であると自慢したいのだ。だから芽美は自分とご主人様とのセックスをむしろ見せつけてやりたい気分だった。

 ヴァギナを50人、アヌスを50人に犯されたが(2P、3Pの記憶は曖昧だった)、みんな丁寧に使ってくれたから痛めることもなかった。安心してご主人様に使っていただくことができる。

 芽美はそんな破廉恥なことを考えながら拓海のほうを向いて、いつもの調教前の奴隷の口上をアレンジした挨拶を口ずさむ。

敬愛するタクミご主人様 
これからもマゾの私をお好みのままに奴隷調教してください♪
SMセックスの快楽で
ふだん上品ぶっている私にメスの自覚を叩き込んでください♪
ご主人様のものである私のお口・牝穴・お尻の穴を自由にお使いいただき
気持ち良く射精してください♪
それが新たな名前を刻まれて奴隷妻としてお仕えすることを誓った
わたくし 桐原・ヘドネー・芽美の幸せです♪

 終わると拓海の首筋に両腕を回してディープキス。挨拶のあと自分からキスをするのが仕込まれた作法。口腔内に流し込まれたご主人様の唾液を飲みこむと、パニエで膨らんだスカートのままま膝まづいて肉棒をいそいそと取り出す。

 竿を捧げもつと先端に軽くキスして、すぐにジュボジュボと本格的なフェラを開始する。純白のウェディングドレス姿の新妻牝奴隷の情愛のこもった奉仕に拓海もご満悦。

「Deeper! Harder!」
 ご主人様の命令に牝妻はより激しく、より深く咥えてキツツキのように素早くおしゃぶりする。吸引時にへこむ頬がいやらしい。

「Say!」
「拓海ご主人様!あなたのオチンポとっても美味しいわ!あなたのマゾ牝妻にあなたの美味しいザーメンミルク飲ませて!濃厚なオチンポ汁をご馳走して頂戴!♡」
 ご主人様のリクエストに応えて変態的なセリフで口内射精をねだる若妻。

「Swallow!」
 拓海がそう叫んで芽美の喉奥に肉棒を突っ込む。芽美もなれたもので首の角度を前後左右に微調整して喉奥に発射される白濁を飲み込みやすい位置で受け止め胃に落としていく。

「Sopping Cunt!」(いい子だ)
「Thank you,sir♪ I’m flattered♡」(ありがとうございます♪光栄ですわ♡)
 拓海の褒め言葉に、今夜使い続けた英文で小粋に返答する。

「Doggy!」
 後背位の姿勢をとれとの命令に、芽美は真理愛と亜理紗を呼んでパニエをはずさせる。自分は赤い首輪、二人は白の首輪。この国では自分のほうが身分が高いのだ。

 ご主人様の指示通り、客席のほうではなく海のほうを向いて白布の上に四つん這いになり、頭を床につけて脚を開き、お尻をできるだけ高く掲げる。

「ご主人様のお好きな体位で構いませんよ?」
 騎乗位で私に腰を振らせたり、正常位でキスしながら犯したくはないのかと、ふと気になって確認してみる。

「お前は気をつかわずに言われたとおりやっていればいい。疲れているお前にこれ以上腰を振らせたり、焼印を押したばかりの箇所を擦って痛めてしまう懸念のある正常位などで負担をかけることなどしたくないからな。それに前にも言っただろう?お前の尻から太腿を中心としたラインはとてもエロイからな」

 それを聞いて芽美の秘所から愛の蜜がジュンと湧き出る。拓海ご主人様は酷いこともするけど、細かく気をつかってくれていて、取り返しがつかないほど酷く自分を痛めつけることはしないから安心だった。

―ご主人様のほうこそ気を遣いすぎですよ♡―
 と心の中でつぶやきながら、お尻をプリプリと揺らして挿入を待つ。拓海が腰を掴み、愛撫の必要のないくらい濡れそぼる秘裂の隙間に肉棒を挿し入れる。

 グチュリ!
 肉壁が押し広げられて淫蜜が漏れ出す。
「ああんっ!♡」
 膣内を圧迫する懐かしいご主人様の男根の感触に芽美は歓喜の声をあげる。

―やっぱりご主人様のオチンポが一番だわ!♡それに生じゃないと!♡カリの引っ掛かりとか、よくわからないしっ―

 拓海は久しぶりの芽美の牝穴の内部に今夜の輪姦で変化があったかどうかを確かめるように手前・中ほど・奥、上下左右、斜めと突いて細かく調査する。

「ゆるゆるになったんじゃないのか、メグ?」
 そんな意地悪なことを言いながら、拓海はGスポットを攻めるストロークに入る。

「あーん、ご主人様のいじわるっ!ご主人様だからリラックスしてるだけですっ!そんなこというと、こうして絞めちゃいますよ!」
 芽美はそう言って膣壁に力をこめる。数ヶ月の膣トレの効果でコントロールできるようになっていたのだ。

「さすがだな、快楽の女神ヘドネー様?」
 拓海はそう言って左の尻の焼印を愛しそうに、さっと撫でるように触れる。
「いやん、その言い方恥ずかしいっ♡」

 拓海のその行為は、芽美に焼印を押されたときのことを連想させる。あのとき、芽美はこれまで達したことのない、凄まじいまでの絶頂のエクスタシーに飲まれた。

 衆人環視の中で家畜のように吊るされ、ご主人様を裏切った肉体への罪として、生涯残る焼印を押され、ご主人様の家畜(もの)になる。

 そのままショック死してしまいそうな痛みによる被虐の悦び、罪を許される嬉しさ、新しい名前を与えられて生まれ変わる新鮮な感覚、その名前を刻まれて本当に所有される隷従の快感、そして奴隷妻となる幸せ、これらの感情が奔流のように芽美の身体中を駆け巡り意識を失って、気がついたときには控えの小屋に運ばれていた。

 焼印の箇所がズキズキと痛む。自分が拓海ご主人様の所有物(どれいづま)になった証であるその痛みは甘美な痛みだった。処女で結婚して初夜に経験する破瓜の痛みって、こんな感じなのかなと思う。しかし今は、久しぶりのご主人様の肉棒による快感をもっと味わいたかった。

「拓海ご主人様、焼印の痛みを忘れるくらい、激しく犯して!新婚初夜の牝妻ヘドネーの膣内をお好きなだけ自由に味わって!」

 一晩で約5本もの男根を迎え入れたヴャギナだからと慎重に抜き差ししていた拓海だが、牝妻の淫らなおねだりに遠慮なく愉しむことにする。芽美の腰を押さえて、この穴を愉しんだ52本の男根の痕跡を跡形もなく消し去ろうと、力強いストロークを繰り出す。牝妻は悦びの嬌声をあげて歓迎する。

グシャッ!グシャッ!グシャッ!
「アーン♡ アーン♡ アーン♡」
グシャッ!グシャッ!グシャッ!
「アーン♡ アーン♡ アーン♡」
グシャッ!グシャッ!グシャッ!
「アーン♡ アーン♡ アーン♡」

「どうしたんだい、芽美?」
 突然、拓海がストロークを止めて芽美の顔に手を伸ばしてきた。

「えっ?」
 芽美は意味がわからずきょとんとする。

「涙があふれているよ?」
 そう言って拓海の指が溢れ出る涙の雫をぬぐう。
 そのセリフと行為で、芽美は自分が泣いていることに初めて気がついた。

「ううん、なんでもないの」
「ほんとうか?だいぶ前のことだが、痛いのに我慢していたことがあっただろう?だから今回も焼印が痛むのを我慢しているのかと思ってな」
「ご主人様、私が我慢してたの気がついてたんだ?」
「もちろんさ!お前のことは何でもわかるからな!」
「うふふ、大丈夫ですよ。焼印は痛むけど、我慢できないほどじゃないし、それに・・・」
「それに?」

「・・・それに、なんか初夜の破瓜の痛みってこんな感じなんかなって・・・」
「どうだろうな、でもまぁ、そういうことにしておこうじゃないか」
「そうですね。わたしが泣いているのは、おそらく幸せすぎるからですよ」
「幸せ?輪姦されたり、焼印を押されたりしているのにかい?」
「そうですよ、ご主人様だってわかってらっしゃるくせに・・・」
「さあな」

「わたしが思うに、オンナはオトコから、優しくされるだけでも、酷くされるだけでもだめなんです。時には優しく、時には酷く。その根本では自分のことを大事にしてくれている。そんなオトコにオンナはメロメロになっちゃうんです、きっと」
「ということは、俺はお前に優しくしたり、酷くしたりしているわけだな?」
「そうですよ」

「そうか。なら今はどうして欲しい気分なんだ?」
「いまは、とーっても酷くしてほしい気分かなっ?♡」
「よーしわかった!覚悟しろよ!」
「はい、あなた♡」

 拓海の剛直が、10歳以上若いのマゾ奴隷妻の具合の良い牝穴を拡張するかのごとく行き来し、その先端が最深部の子宮口(ポルチオ)に何度も叩きつけられる。

 しかし新婚だが調教済みの若妻の熟した肉壷は、慣れ親しんだ剛直の攻撃を柔らかく受け止め、キュッキュッと締め付けては、熱い蜜のシャワーと肉襞マッサージで肉棒を巧みにあやす。どちらが先に音をあげるかを予想するのは難しい。

 日の出直前の南の島の美しいビーチに四つん這いになって、ウェディングドレスのスカートをめくり上げられて、色気あふれる美尻を捧げて犯されているマゾ牝奴隷の新妻。その視線の先に美しい海が次第に明るさを増す太陽の光に照らされて姿を現しつつある。

「アーン!♡アーン!♡アーン!♡、アーン!♡アーン!♡アーン!♡」
 尻の焼印のジクジクする痛みに耐え、涙を流しながら、芽美は東の海へ向かって甘い嬌声を奏でつづける。目の前に広がる澄んだ青い海。潮の香り。頬を撫でるさわやかな風。さざ波の音。

 とても幸せだった。
 でも、もっと幸せになる方法がある。
 マゾ牝妻はご主人様にこうおねだりする。

「愛する拓海ご主人様!ご主人様専用の牝穴に気持ち良くたくさん射精して!お尻にあなた様の所有物(もの)である証の焼印を押された新妻の子宮にも、マゾ牝奴隷の刻印を刻んでくださいませっ!」
「いいだろう、おねだり上手の淫売妻め!」

 酷いセリフだが、拓海の視線は優しさに溢れている。子宮に突き刺さらんばかりの勢いで押し込まれた肉棒の先端から男の欲望の塊が噴出し牝妻の子宮を穢す。

「ああんっ!♡ イッ、クゥゥゥーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!♥」
 東の水平線の彼方にとどけとばかりに絶叫した奴隷新妻を、まさにその瞬間顔を出した朝の太陽の陽射しが包む。その輝かしい光の中、芽美の意識も煌(きらめ)く絶頂の多幸感に飲み込まれていった。

 壇の下、階段付近では真理愛が亜理紗にこんなことを言っている。
「やっと終わったわね~、まったく。いつも思うけど、初夜の儀の二人って甘々すぎて、体がむず痒くならない?」
「いいえ、全然。わたくしはロマンチストですから大好きですわ。真理愛さんこそ、もう少しロマンを解したほうがよろしいのではなくて?」
「いや、それは認めるわ。でもあれをロマンという普通の女の子はいないんじゃないかなぁ?」

「たしかに、これはリアルですわ。『事実は小説よりも奇なり』というやつですわね」
「意味はあってるけど・・・あんたと話してると、どうも調子が狂うのよね~」
「今回は100万円の寄付ですから、わたくしたちも儲かりますわね♪」
「ロマンとか言ってるどの口がいうか!」

 なんだかんだと仲の良い二人であった。

error: Content is protected !!